高専カンファレンス in 四国 参加レポート

参加レポート書こうといろいろ考えていたらそろそろ開催から1ヶ月経とうとしていました。先週は高専カンファレンス in サレジオ2が開催されましたね。流れが速くなっていて今更感ありますがこのままだと書かずに終わりそうなので書きます。

と、いうわけで去る1月22日、高専カンファレンス in 四国に参加するために新居浜高専へ行ってきました。

高専通り


新居浜駅付近から新居浜高専までレンガで舗装されたシャレた道がありました。朝、自転車で駅まで意味もなく通り抜けたくなるような道と風景でした。

★ いすがカッコよかった


てっきり手前に倒すタイプかと思い座面のフチを持って手前に倒そうとするけど倒せない。ふと座面に力をかけると前にスライドしてすわれるように!(下図参照) このタイプは初めてだったのでちょっと感動しました。

★ 発表について

発表を聞いて自分が知っている言葉や事柄から枝葉がちょっとのびて、世界がすこし広がった気がします。

例えばフグが毒持っていることは知ってても、プランクトンに由来することや謎のテクノロジーで無毒化している河豚の卵巣の糠漬けという存在を知りませんでした。いつか収益手段を得て還元されることに期待して投資しているというシリコンバレー的起業とお金にまつわる話を聞いて、期待が膨らんでいく様子を想像して怖くなったり。そして読んでみたいデザイン教本の情報を得ることができました。

高専」というくくりで集まってもこんなに見てるものが違うんだということを一連の発表から感じました。
開催スタッフおよび発表者の好意と技術の発達によりネット回線と端末があればどこでも視聴できますが、真剣で楽しそうな発表者の顔と発表によって一つになる雰囲気は会場に足を運んだ特権でしょう。画面越しの厚みは大きい、やっぱり生がいいです。

★ ディスカッション

緊張して発言できなかったのですが、学科名が体と一致しないとか「あったあったwww」と相づちを打ちながら発表者以外の人の話を聞けてよかったです。ディスカッションというよりはフリートークなどの方が雰囲気に合っていたかも。ディスカッションって聞くと構えてしまいますしね。

★ Closing Ceremony

スタッフによる開催までの経緯を振り返ったお話。苦心しながらも楽しそうな雰囲気が伝わってきました。喜びを得るために血反吐をはく思いで講じる*1のではなくスタッフ側もいち参加者として楽しめてるように感じたのが印象的でした。
ここまで高専カンファを眺めたり参加したりしてきて、人を集めてなにか発表する場をつくれば面白いことが起きる、いや実際起きて楽しくてまた起こしたいからという気持ちが開催に結びついているのかなとおもいました。

★ 懇親会など

今回は発表さえ楽しく聞ければと思って来たため、あわよくば誰かとはなせたらいいなーできなかったら食べることに専念しようという思いに反して話ができたのでよかったです。関東信越地区文化発表会という文化部が集まって行う発表会の話を聞いて、パンフレットにLeaf作品のクイズとかTRPGを演じるとか楽しそう見にいってみたい。あとものをつくるモチベーションに自己満足等内面的な物と人から評価、認証的な物があってこれらのバランスが大切ときいてなるほどと思ったり*2
抽選会で御栗タルトを戴きました。多分これ貰わなかったら参加レポート書かなかったと思います。ありがとうございます、ごちそうさまでした。

★ これだけは楽しむことをきめてよかった

Twitterやってて東方Projectを嗜んでおけばを交流できると思っていた時期もありましたが、大して目立たないアカウントでしたし光れば輝く原石を見つけられないまま高専を去ってしまったせいで人間的に面白くなかったので頓挫しました。正確には広まったけどそこから伸びなかった。人見知りで好きとは思ってても言わない性格も原因ですが。
交友関係を利害でとらえるのは駄目だとばっちゃに言われましたが、こういう場所で交流しようとするとお互い興味引かれるものがあるかの利害関係が重要だと思うんですよね。でもすごくキラキラしてても親しくなれるわけじゃない。出会いは偶然、そこからお互いのよさを知って関係が深まったら奇跡、それが紆余曲折をへて上手く続いていったら運命!といっても大げさではないと思います。
そういうわけで「発表さえ楽しく聞ければ」と参加したら肩の力を抜いて楽しめました。親しい親しくないに関わらず参加してその場にいるというだけで思いの詰まった発表は聞けるんですよね。そして受け止めてくれる。

★ まとめ


参加を重ねて自分なりの楽しみ方をつかむことができてよかったとおもいます。でもやっぱり発表してる人を見て、なにか輝く物があると人生楽しそうなのであきらめずに原石探す旅をつづけます。そしてこの先交わることがあれば発信する側としても*3参加してみたいです。

みなさんありがとうございました。

*1:もちろんこれもありだと思う

*2:あともう一つ要素あったけど忘れた

*3:サレジオ2の写真展に応募しましたがまた違う形で